【マッチデープログラム】3月5日(日)明治安田生命J2リーグ 第3節 レノファ山口FC戦
いわきFCホームゲームでは、今シーズンも試合ごとに選手へのサポートを募集するシステム「プレサポ」を実施!
サポート金額は、選手本人とチーム強化費に充てられます。今節もたくさんのサポートありがとうございました!
いわきFCは前節アウェーで水戸ホーリーホックとの対戦。J2の舞台で実現した初の「常磐線ダービー」で、チームは今季の一つの形を見出した。
メンバーは右SHに嵯峨理久、右SBに石田侑資。ガイナーレ鳥取時代に右SBだった石田は、慣れ親しんだポジションでスタート出場。左SBはCB兼任で守備力とロングスローを武器にする江川慶城。
第2節での変化は左SH。仕上がりが遅れていた山口大輝が今季初先発。両SHに経験の高い選手が入ったことで、チームは落ち着きを取り戻した。
いわきは開始からロングボールで水戸DF陣の背後を狙い、積極的に押し込んで水戸攻撃陣のストロングを封じていく。ただし、水戸の勝負強さも光った。54分に水戸FW梅田魁人がゴール。いわきは2試合連続で先制を許してしまう。しかしこの5分後、いわきはFW谷村海那の今季2ゴール目で追いかける。水戸は68分、カウンターからFW寺沼星文のゴールで突き放すも、いわきは再び追いつく。74分に有田稜が今季初ゴールを挙げて引き分けに持ち込み、J2初の勝ち点1を獲得した。
J2クラブの決定力の高さを思い知らされたものの、積み上げてきたフィジカルとインテンシティの高さはJ2でも十分通用することが明確になった第2節だった。
■「結果だけで物事を捉えず、やるべきことを続ける」村主博正監督
「第2節の水戸戦はいいゲームができたと思います。立ち上がりからペースをつかみに行き、どんどん裏にボールを入れて水戸さんのよさを出させないことを意識しました。背後を取り続けることで、チームのよさを出せたと思います。
開幕戦の負けも第2節の引き分けも、決してネガティブに捉えてはいません。確かに2試合とも先制点を取られ、トータル5失点しています。でも2試合を通じて『らしさ』を見せられたシーンは多くあり、十分なチャンスの回数を作り出せている。大事なのはこれを継続していくことです。
レノファ山口FCさんは3トップ中央の皆川選手が起点となり、インサイドハーフの矢島選手、五十嵐選手も機転の利くプレーをします。そしてサイドの小林選手はJ1レベルの突破力があり、吉岡選手もスピードのあるいいアタッカー。内からも外からもバランスよく攻撃してくるチームであり、いわきFCのプレッシャーをかいくぐる工夫をしてくるはず。そこを上回っていきたい。
2試合を終え、自分達の戦い方が見えてきました。この流れで迎えるレノファ山口さんとの一戦では、ホームのお客様の前で自分達のプレースタイルを90分間しっかりと見せたいと思います」
■混戦のJ2。チャンスはどのチームにもある。
開幕から2節を消化したJ2は、早くも混戦が予想されている。
前評判にふさわしい戦いを見せているチームはモンテディオ山形。開幕戦で昨年の天皇杯王者・ヴァンフォーレ甲府を倒し、第2節ではジェフユナイテッド千葉に勝利。2試合連続のアウェイゲームで勝ち点6をゲットし、首位に立った。
開幕節でいわきFCを下した藤枝MYFCは、第2節でV・ファーレン長崎に2対0で勝利し、山形と並び勝ち点6で2位。加えて大分トリニータが連勝スタートとなり、この3チームを勝ち点4のFC町田ゼルビア、ファジアーノ岡山、レノファ山口、ベガルタ仙台そしてブラウブリッツ秋田が追う。
J1からの降格組・ジュビロ磐田と清水エスパルスはともに2戦未勝利(第2節終了時点)。磐田は第1節で岡山に2対3で敗れ、第2節で山口と1対1で分けた。清水は水戸、岡山を相手に2試合連続のスコアレスドロー。この展開は、J2から4チームが降格した昨年のJ3と似ている。開幕2戦を見る限り、J2全体の力量差は少ない。どのチームにも上位進出の可能性があり、勝ち点1で14位のいわきFCにもチャンスは十分ある。待望のJ2初勝利なるか。いわきFCの熱き戦いにぜひご注目を。
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【前節のハイライト】
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