株式会社いわきスポーツクラブの株式譲渡に関するお知らせ
このたび、株式会社いわきスポーツクラブは、株式会社ドームが保有する当社の株式を、株式会社ドーム創業者であり前代表取締役CEOの安田秀一氏へ譲渡することで同社と合意したこと、併せて公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)から本株式譲渡が承認されたことをお知らせいたします。
なお、今回の株式譲渡後も、いわきFCの活動拠点であるいわきFCパークについては株式会社ドームが所有いたします。
また、同社はいわきFCのパートナーとして2028年シーズンまでの5年契約を新たに締結し、引き続き「スポーツを通じて社会価値を創造する」という共通のミッションのもと、スポンサーシップを通じてクラブをサポートしていただく予定です。
【安田秀一氏のコメント】
我々の目指すモノ。
それは社会の変革、すなわち『イノベーション』だ。
イノベーションとは、いくつかの辞書によると
『経済成長を生み出すような社会的影響を及ぼすモノ。技術革新だけでなく価値の創造を指す』
と定義される。
いわきFCは今、地域社会と経済に新たな影響を与えている。子どもたちはプロサッカーチームのある街で育ち、全国各地からサッカーファンが来訪し、5,000人が集い、地産の食を楽しみ、故郷の名前を連呼する。
生きる勇気
生きる目的
生きる活力
チームが創り出すのは無限の生きるエネルギー、そしてそのストーリーはまだ始まったばかりだ。
『復興から成長へ』
歴史は悲劇を繰り返し、今もまだ世界は混迷の極みにある。このチームも悲劇から出発した。人類はそんな悲劇を本能的な勇気と利他精神によって乗り越え、より強く、逞しく、そして優しくなれてきた。それもまた歴史が証明している。
いわきFCは、これからも世界の先頭を切ってより大きな社会変化の起点となる。
壊滅的な悲劇をどう乗り越え、人は人にどれだけ優しくなれるのか。真の利他精神がどれだけの威力持っているのか。スポーツによる新たな価値創造、真のイノベーションとは一体どんなモノなのか。
浜通りに根を張る我々が、そんな姿をみせる。地域とともに、倒れず走り続ける。我々は普通のチームじゃない。世界最大級の悲劇を克服し、復興から成長へ導くという使命を持ち、世界に勇気を発信するチームである。
そんなストーリーを描くことができる世界で唯一の場所がいわき市、双葉郡であり、浜通りなのだ。
-The land of brave and humanity –
【株式会社いわきスポーツクラブ 代表取締役 大倉智のコメント】
“ずっと探していたスポーツビジネスの解。ずっとモヤモヤしていたスポーツ界への疑。
それは、安田秀一との出会いで簡単に見つかりました。”
こんな一文で始まった設立当初の代表メッセージ。(一部を抜粋)
時代と共に社会環境は大きく変わります。8年前と今は違います。
だからこそ、
スポーツを通じて社会価値(ひとづくり、まちづくり)を創造し続け、
浜を照らす光となるべく、
スポーツの力を信じて、
挑戦者の気持ちを忘れずに、
前に前に進んでいきます。
100年先を見据え、地域に愛されるクラブを皆様と共に創りましょう。
Walk to the Dream ~夢を持とう、夢を決意に変えよう~
株式会社いわきスポーツクラブ
代表取締役 大倉智