選手と一緒に学ぼう!「応急手当講習」 を実施
開催の背景
いわき市では、面積が非常に大きな市であることなどの要因から、119番通報から救急車が現場に到着するまで平均で11分と全国平均の9分よりも時間がかかってしまう場合があることから、一人一人が応急手当の知識を身に着けることが非常に重要です。
いわきFCでも、いざというときに自らが対処できるよう、選手やクラブスタッフが応急手当の技能を学んでいます。
そして、いわきFCのファン・サポーターの方々にも学びの場を提供するため、いわきFCフロントスタッフが「応急手当普及員」の資格を取得し、講習を開催しました。
当日の様子
今回の講座には、平日昼開催にもかかわらず、定員を大幅に上回る申し込みがあり、当日は抽選で当選した20名に加えて、選手5名が受講しました。
応急手当の重要性を学ぶと同時に、心臓マッサージや人工呼吸の技能を学び、選手と協力して応急手当のシミュレーションを実施しました。
受講した選手からは「今回の学びを活かせるよう定期的に学びなおし、応急手当の大切さを周りに伝えたい」、「知識だけではなくそれを行動に移せるようになりたい」と言葉があり、全員が真剣に取り組んだ様子が伺えました。
最後に、講座を受講した方々には、「いわきFC救命講習修了者バッチ」と「普通救命講習Ⅰ修了証カード」が渡されました。
活動参加者
加藤悠馬、白輪地敬大、近藤慶一、大西悠介、五十嵐聖己、いわきFCサポーター20名
協働団体・企業
いわき市消防本部常磐消防署
シャレン!(社会連携活動)とは
社会課題や共通のテーマ ( 教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流など ) に、地域の人・企業や団体(営利・非営利問わず)・自治体・学校などとJリーグ・Jクラブが連携して、取り組む活動です。3者以上の協働者と、共通価値を創る活動を想定しており、これらの社会貢献活動等を通じて、地域社会の持続可能性の確保、関係性の構築と学びの獲得、それぞれのステークホルダーの価値の再発見に繋がるものと考えています。