【マッチデープログラム】5月1日(土)JFL第7節 鈴鹿ポイントゲッターズ戦
いわきFCホームゲームでは、試合ごとに選手へのサポートを募集するシステム「マッチデープレイヤーサポーターズ(通称:プレサポ)」を実施!
今節も沢山の応援ありがとうございました!なお、サポート金額は、選手本人とチーム強化費に充てられます。
鈴鹿ポイントゲッターズは、三重県鈴鹿市を本拠地とするJリーグ百年構想クラブだ。名張市を拠点とする三重FCランポーレと、鈴鹿市を拠点とする鈴鹿クラブの合併で2009年に発足した「FC鈴鹿ランポーレ」が前身。2009年シーズンに東海リーグ2部を制し、東海リーグ1部に昇格。運営体制の変更に伴い、2016年に「鈴鹿アンリミテッドFC」に改名し、2018年に東海リーグ1部を制覇。全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2018で2位に入り、JFL昇格を果たしている。
2019年にスペイン人女性監督、ミラグロス・マルティネス・ドミンゲス氏を招聘。日本の全国リーグで初めての女性監督起用となった。2020年、ポイントサイト「アメフリ」を運営するエムフロとのネーミングスポンサー契約を機に、クラブ名を現在の「鈴鹿ポイントゲッターズ」に変更。ユニークな名称は「ポイントサイトに連動したクラブ運営」を象徴するもの。「日本のスポーツクラブ経営をまったく新しい方法で塗り替えていく」と宣言するなど、異彩を放つ。
ドミンゲス監督2年目となった2020年シーズンは6勝3分6敗。同勝ち点のいわきFCを得失点差で上回り、5位に入っている。
昨年10月3日の直接対決はアウェーで行われ、いわきFCにとって悔いの残る結果になった。積極的に攻撃を仕掛け続けるも、ミスをきっかけに前半40分に失点。そのまま守り切られ、0対1で敗れている。
■「CB二人の理解度がカギを握る」(田村雄三監督)
「鈴鹿さんはこれまで対戦してきた中で、相手のよさを消すことに最も長けているチームだと思います。フォーメーションは4-1-4-1、もしくは4-2-3-1のどちらか。ボールを1トップに当てて落とし、潜って3人目。もしくはその選手をおとりに使い、背後の選手がゴールを狙う。攻撃はそのような形を予想しています。
ここまでの試合を見る限り、前からプレッシャーをかけてくるチームが少なく、鈴鹿さんのよさが出ている印象があります。我々はやってきたことを変えるつもりはないので、鈴鹿さんが試合の中でどんなことをしてくるのか、見えない面もある。とはいえ、ガチガチに引いて守るチームでもないので、攻撃も守備も予想と大きくは変わらないと考えています。
ただ、今節は相手どうこうよりチームを整えることが大事です。第5節のラインメール青森戦、第6節のF.C.大阪戦で出た、ボールの奪い方についての意思統一という課題の改善が必要です。CB2人が1トップに引っ張られすぎて上げが遅くなり、全体が間延びしてしまう。前節の開始早々の失点は、まさにそれが原因でした。ボールの奪い方に関してチームの共通認識を高めないと、後手を踏んでしまう。もっとコンパクトな、いい距離感を作る。その意識だけはしっかり持たせたいです」
■「そろそろ、セットプレーからのゴールを」(村上佑太アナリスト)
「鈴鹿さんは最も勝利に近い形を探し、戦術を変えてくるチーム。今節は多少グラウンドの状態が悪くても、ボールをしっかりつないでくるだろうと読んでいます。
前節のフォーメーションとメンバーを軸に考えると、警戒すべきは4-1-4-1のアンカーに入る6番のMF西村仁志選手です。アンカーから自由に配球されてボールの取りどころを見失うと、押し込まれる展開になる。そのため西村選手をしっかりと抑え、自由にボールを持たせないことが大事。直接マッチアップするMF山下、そしてFW2人と両サイドハーフの5人がいかに連動してボールを奪えるかがカギを握るでしょう。
鈴鹿さんのこれまでの失点を見ると、5失点のうち3点がセットプレーからによるものです。セットプレーで点が取れると、試合を優位に展開させることができます。ウチもそろそろセットプレーからのゴールがほしいですね」
■過密日程となる5月に、いかに勝ち点を積み重ねるか。
第4節の東京武蔵野ユナイテッドFC戦が延期、そして第5節のラインメール青森戦と第6節のF.C.大阪戦をともに引き分けたことで現在、5試合を消化し3勝2分けで勝ち点11の4位。チームの状態は決して悪くないが、3月28日のFC刈谷戦以来、リーグ戦の勝利から遠ざかっている。
開幕から約2カ月が経過した今、期待されるのは新戦力の台頭だ。現在、フィールドプレーヤーは21人。決して層が厚いとは言えない中、チャンスはどの選手にもある。今週からは、リーグ戦と並行して天皇杯の戦いがスタート。過密日程の中、いかに勝ち星を積み重ねるかが、J3昇格に向けたカギとなるだろう。まずは今節、J3昇格を争う直接のライバルを相手に、圧倒的な勝利を見せてほしい。
【前節のハイライト】
4月23日にいわき市で発令された「感染拡大防止一斉行動」の実施を受け、今節において予定しておりました飲食ブースや体験ブースなどを含む全てのイベント開催を中止とする判断をしました。また、アウェイチーム応援席につきましても廃止することといたします。皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
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※5月1日と5月5日のホームゲームは感染拡大防止対策の一環としてグッズブースの設置はありません。