【マッチデープログラム】3月26日(日)明治安田生命J2リーグ 第6節 FC町田ゼルビア戦
いわきFCホームゲームでは、今シーズンも試合ごとに選手へのサポートを募集するシステム「プレサポ」を実施!
サポート金額は、選手本人とチーム強化費に充てられます。今節もたくさんのサポートありがとうございました!
現在4連勝中で首位を走る、FC町田ゼルビア。
親会社・サイバーエージェントの潤沢なサポートをベースとし、FWエリキという強力なストライカーを擁するJ2屈指の強豪クラブに、平均年齢23歳の若さと卓越したパワーと走力を持つアンダードッグ・いわきFCが挑む。
今節の戦いはそんな構図だ。
ハードワークを信条とする町田とのマッチアップは、バチバチのぶつかり合いとなること必至。いわきはいかにFWエリキを抑え込むか。そして中盤のデュエルを制し、自らのスタイルを90分間貫き通せるか。そして町田を率いるのは、青森山田高サッカー部元監督の黒田剛監督。青森山田OBのキャプテン山下優人、副キャプテン嵯峨理久は、恩師に成長した姿を見せられるのか。まさに、見どころだらけの一戦といえる。
いわきFCの前節を振り返ろう。
アウェーでベガルタ仙台に競り勝ち、J2初勝利を挙げたいわきFCが第5節のホームに迎えたのは徳島ヴォルティス。スターティングメンバーは前節と同じ。GK高木和徹、CBに遠藤凌&家泉怜依、右SB嵯峨理久、左SB江川慶城、ボランチ山下優人&宮本英治。右SHは前節、圧倒的スピードと献身的プレスバックで存在感を示した加瀬直輝、左SHは山口大輝。2トップは有田稜&谷村海那。
卓越したドリブラー・西谷和希、元日本代表・柿谷曜一朗ら好選手を擁する徳島はフォーメーションを変更し、柿谷をゼロトップに置いた4-3-3でマッチアップ。いわきはしっかりとアジャストし、普段通りのハイライン&ハイプレスで圧をかけ、柿谷を前線で自由にさせない。中盤がデュエルで競り勝ち、試合を通じて徳島攻撃陣にストレスを与え続ける。
試合は後半に動いた。右CKの流れからFW有田稜がゴール中央へ折り返し、このボールをFW谷村海那が右足でゴールネットに突き刺した。前回のホームゲームで決定機を逃していた谷村が、得点ランキングトップタイとなる今季3ゴール目。この1点が決勝点となり、いわきは前節の仙台に続いてJ1を知るクラブから勝ち点3をゲット。待望のホーム初勝利を挙げた。
いわきFCは開幕3戦で1分け2敗のスタートも、今季初の2連勝。しっかりとモメンタムをつかんだ状態で首位・町田に挑む。
■戦力分析~FC町田ゼルビア
対戦相手の町田について紹介しよう。FC町田ゼルビアは、東京都町田市をホームタウンとするプロサッカークラブだ。
至近の第5節は、アウェーでモンテディオ山形と対戦し、エリキの2ゴールで3対0の快勝。先発メンバーはGK 23ポープ・ウィリアム、CB 4池田樹雷人/26カルロス・グティエレス、SB 22翁長聖/2奥山政幸、MF 19稲葉修土/8高江麗央、SH 27平河悠/10高橋大悟、FW 11エリキ/15ミッチェル・デューク。
今節はFWミッチェル・デュークが代表召集で不在。それにより、戦い方がどう変化するのかにも注目したい。デュークの穴をセレッソから急遽獲得したFW藤尾翔太、もしくはジョーカーとして今季3ゴールを記録しているFW 7荒木駿太が埋めるのか。それとも開幕当初の4-2-3-1に戻し、エリキの1トップで臨む可能性も。ただし選手の立ち位置が変わろうとも、いわきFCのやるべきことに大きな変化はない。
エリキの他に注意すべき選手は左右のサイドハーフをこなすMF平河悠。スピードがあり、ドリブルにもキレがある。この選手を起点としたカウンターは今シーズンの町田の得点パターン。前を向かせないことが大切だ。
いわきFCとしては、まずは簡単にカウンターを食らわないこと。やるべきことを徹底し、いつも通りのハイプレスで相手陣内に押し込むことができれば、勝利の可能性も十分。空中戦も含めたデュエルで競り勝ち、球際を制してセカンドボール、サードボールを拾い続ければ、流れをつかめるはずだ。
■「自分達のプレースタイルがぶつかり合うゲーム」村主博正監督
「前節の徳島戦はとてもいい戦いができました。こちらに対応して立ち位置を変えてくる中、選手達がボールホルダーの状況を見て、ピッチ上で行くところ、行かないところを判断し、やらせていいこと、やられてはいけないことの情報共有ができつつある。選手達の自立を感じています。
いわきFCは個人の能力に頼るチームではありません。この2試合、全員で0点に抑え、全員で1点を取れたことは大きい。どちらに転ぶかわからないゲームの流れを自分達に引き寄せることができ、いい流れに乗れていると思います。
とはいえ、次の試合は大きな試練。町田さんのFWエリキは攻守に優れた本物のストライカー。彼に自由と時間を与えずに戦えれば、自分達のゲームにできるはず。ただし、他にもスピードと技術を併せ持つ選手達が多くいるので、注意が必要。交代選手も含めて戦力も整っており、全員でハードワークしてくる。試合が進むにつれ、チームとしてパワーを上げてくる印象があります。
自分達のプレースタイルをシンプルにぶつけ合うチーム同士の戦い。今年のチームが試される試合であり、シーズン序盤の一つのヤマ。噛み合う試合になるでしょう」
■大混戦のJ2概況
3月18~19日、明治安田生命J2リーグ第5節が行われた。ジュビロ磐田と清水エスパルスの静岡ダービーは2対2の引き分け。J1昇格本命といわれる清水が5試合連続のドローで勝ち点5、磐田も1勝2分け2敗の勝ち点5と、J1からの降格組が開幕から苦しんでいる。
とはいえ、リーグはまだまだ序盤戦。当面は毎節のように順位が入れ替わることだろう。そんな中で間違いないのは、今年のJ2は紛れもない大混戦ということ。2勝1分け2敗の勝ち点7。前節の勝利で14位から9位に順位を上げたいわきFCにも、まだまだ多くのチャンスがある。
いわきFCの最新情報は現在、”魂の息吹く”noteにて配信中。本マッチプレビューについても厚みを増した形で記載しているので、ぜひチェックしてほしい。
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【前節のハイライト】
今節は、「Ascentプレゼンツマッチ」として開催いたします。
本日は雨予報となっている為、会場にて「いわきFC×BHC ポンチョ」を販売いたします!ぜひ、この機会にお買い求めください。
〈新商品グッズ〉
・2023ユニフォーム型 クリップマグネット ¥800
・ ハーマー&ドリー 丸型マグネット ¥800
・ハーマー&ドリー 巾着袋 ¥1,200
・【試合会場限定ガチャ】缶バッジコレクション 選手Ver. ¥400
【Jリーグ公式アプリ「Club J.LEAGUE」スタジアムチェックインで抽選会参加!】
Club J.LEAGUEでいわきFCをお気に入りクラブに登録し、スタジアムで観戦チェックインを行うことで抽選会に参加できます。